夫と子どもと暮らしていて、毎月思う事がある。
それは、あ~あとお金が一万円あったらな。5000円あれば、お米が10キロ買えて、おつりがくるな~など、お金の事がほとんどである。
子どもは、成長してどんどん食べ盛りになっていくし、口を開けば「お腹が空いた~!何か食べるものないの?」と騒いでいる。
子どもには、お腹いっぱいに食べさせてやりたいと思うのが親心であり何とか、今よりも食費を捻出出来ないか、家計簿を開き、無駄を見つけ出そうと必死になるのである。
光熱費の節約で、プラグをコンセントから抜くのは当たり前、お風呂は水位を低くして、家族で一斉にすませている。努力は色々としているつもりだが、限られた収入の中では、今以上の食費の捻出は難しいの現状である。
そこで、目を付けたのがネット副業である。
ネット副業は、儲かるのか、儲からないのか、今いちよく分っていなかったので調べた事はなかったのだが、子どもの「お腹空いた」の声に重い腰を上げて調べてみたのである。
ネット副業は、私が感じていたよりも今はメジャーになってきていて、専門知識や専門機器を使うような難しいものから、パソコンやスマートフォンがあればできるものまで、探せば多くの種類が出てくる。
専門知識もなく、数字もパソコンも弱い私だが国語だけは昔から得意で、作文を書くのも得意だったし、頭を抱える同級生を尻目にいつも小論文を最初に仕上げていたものである。
ほとんど唯一ともいえる特技を活かせるネット副業は無いかと探してみた所、インターネットで記事を書く仕事を見つけたのだが、そこで初めて知った事がある。
それは、文字数に応じて報酬の額が決まり、文字数が多ければ多いほど報酬は高くなり、少なければ少ないほど報酬も少ないのである。
あるテーマがあり、そのテーマにそったキーワードを文中にちりばめながら記事を作成していくのだが、最初はなかなか、慣れる事が出来なく、苦戦したものである。
キーワードは、文中に使える回数が決まっており、その回数を超えると記事が承認されなくなってしまうので、回数を超えないように文脈の言い回しを考えたり、同じ意味で違う言葉を考えたりと、最近衰えていた国語力を総動員して、最初の記事を書くのに四苦八苦したが、その記事が承認され、80円を手に入れた時は80円のありがたみを痛感し、それと同時に疲労に襲われたものである。
私がやり始めたネット副業は儲かるの儲からないのかの答えはまだ出ていないが、集中して記事に取り組む時間があれば、儲かるのではないかと個人的には思う所である。