インターネットで仕事をやりたいという中学生は潜在的にはかなり存在すると言えるであろう。なぜなら自由に使えるお金が基本的に少ない中学生にとってはいい稼ぎになるからである。
しかし、実際に中学生が行えるネット副業というのはあまり多くないのが現状である。
例えばアフィリエイトは、アフィリエイトサイトが年齢制限を設けているケースが大多数であり、中学生はその段階ではじかれてしまうことが多いのである。
ほかにも「18歳以上」もしくは「20歳以上」という年齢制限を設けているネット副業サイトも多く、銀行口座利用やクレジットカード利用が必要なサイトでは、クレジットカードを作ることのできない義務教育年齢の人はまず年齢制限で引っかかってしまうのである。
では、中学生はネット副業ができないのかといえば必ずしもそうというわけでもないのである。現金取引やクレジットカード取引がないようなポイント制の副業サイトでは副業ができたりもするのである。たとえばポイント制のクラウドソーシングサイト、多くはないもののポイント制のアフィリエイトサイト、こういったところでは副業ができるのである。
たとえば、クラウドソーシングサイトで文章を作成したりして報酬としてポイントを獲得し、それを金券やプリペイドカードやネットのポイントに変えることはできるのである。アフィリエイトもポイント制をとっている某企業のアフィリエイトではできる可能性もあるのである。
また補足しておくが、中学生がネット副業をするにしても、正攻法でやるかぎりにおいてはせいぜい小遣いかせぎ程度にしかならないということも知っておく必要がある。正攻法でない方法でやれば、大きく稼ぐこともひょっとしたらできるかもしれないが、あまりにもリスクが大きすぎるのであまりお勧めはできないのである。
ちなみに、中学生がネット副業をする際の注意点として、あくまでもこの年齢では学校教育をしっかりと受けることが重要な時期であり、あまり副業にはまりすぎてしまい学業をおろそかにしてしまうことは適切ではないという点である。
学生の本分は特に義務教育の年齢においては学校での教育であるので、それを無視して副業にうつつを抜かすというのはあまりいいこととは言えないのである。結論を言えば、中学生がネット副業を行うことは一応制限はかなりあるもののできることはできるのであるが、あまりそれにのめりこみすぎることは、良心的な副業サイトであったとしてもよくないということである。過ぎたるは及ばざるがごとしなのである。